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2021.10.29
日々のできごと指しゃぶりやおしゃぶりについて
こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科 保育士です。 指しゃぶりやおしゃぶりをいつまでにやめさせるべきなのかと悩んでみえるお母さん方も多いですよね。 赤ちゃんは、自分の指やおもちゃを口に入れることで感触を確かめたり乳首を吸うこと以外の口の使い方を学習していきます。 吸うこと以外の楽しさがあることを覚えていく大切な発達過程でもあります。 目安として… 2〜3歳頃までにやめさせてあげることが望ましいです。 離乳が完了する時期(12〜18ヶ月頃)には、食事においても吸うことから噛むことへの移行が始まりますよね。 それ以降も続くようであれば、歯並びへの影響や言葉の発達の妨げになると考えられています。 成長と共に自然にやめていくこともありますので、無理にやめさせる必要はないと思いますが、2〜3歳を目安に徐々に減らしていくことが親子共に負担が少ないと思います! 指しゃぶりやおしゃぶりを徐々に減らしていく方法として… ◯指先を使ったり体を動かしたりする遊びを通して、指しゃぶり以外のことに意識が向くようにする ◯離乳食やおやつが食べられるようになってきたら、食べることの楽しさを与えてあげる ◯指しゃぶりやおしゃぶりで入眠するのではなく、絵本を読み聞かせたり手を握るなどのスキンシップをとる ◯月齢によっては、指しゃぶりをしなかった日はカレンダーにシールを貼るなどの方法をとり、子ども自身が遊びの一つとして取り組む 指しゃぶりをする子ども達にもそれぞれ理由が考えられ、ただ楽しくて遊んでいるだけの子もいれば、退屈な時や眠気のサインとして出てくる子、ストレスや寂しさ、不安を感じ気持ちを落ち着かせようとしている子などもいます。 急にやめさせようと思うと、大人にとっても子どもにとってもストレスになってしまうので、少しずつ口の中に指やおしゃぶりが入っている時間を減らしていけるといいですね。
2021.10.25
日々のできごと虫歯になりやすい飲み物って?
こんにちは🌻 大垣ひまわり歯科 歯科衛生士です。 皆さん、虫歯にも種類があるのを知っていますか?? その中に酸う蝕というものがあります。 酸う蝕とは炭酸飲料などの酸性のものを摂取すると歯が溶けて虫歯になることです。 今日は、そんな歯が溶けやすい飲み物、溶けにくい飲み物を紹介していきます。 普段私たちのお口の中はpH6.8〜7.0の中性に保たれていますが、飲食をする事でpHが酸性に傾きます。 pH5.5以下になると歯の表面が溶けはじめ、元の状態に戻すまでに3時間程かかります。 図を見ると炭酸飲料のpHが低いことがわかります。 このような酸性の飲み物を飲んで放っておくと歯の表面が溶け出し、3時間の間にダラダラ飲食する事で長時間お口の中が酸性の状態になり虫歯のリスクが高くなってしまいます。 お口の中のpHを中性に保つために、飲食は回数や時間を決め虫歯になりにくい環境をつくっていきましょう。
2021.10.22
日々のできごとその日に白くなるホワイトニング🦷
こんにちは🌻 大垣ひまわり歯科 歯科衛生士です🦷 今回は、歯科医院で行うホワイトニング(オフィスホワイトニングと言います)について、お話しさせて頂きます♪ オフィスホワイトニングのメリットは 【1回の施術でホワイトニング効果を実感しやすい】ことです。 また、ホームホワイトニングと違い、歯科衛生士が施術を行うため、色ムラの心配がほとんどないといえます。 ただ、患者さんひとりひとりによってお口の中の状態はさまざま。 一般的には、一度の照射で2トーンアップが期待できると言われていますが、効果には個人差があります。 また、照射直後はホームホワイトニングで得られるような自然な白さというよりは、人工的な白さで、日を追うごとに色味が馴染むようなイメージです。 より自然に、より確実に白くしたい!という方には、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングをセットで行うデュアルホワイトニング(63,800円)もございます。 その他、ご不明な点がございましたら、お気軽にお声掛けください♪
2021.10.18
日々のできごと補助的清掃用具をご存知ですか?
こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科 歯科衛生士です🦷 今日は、糸ようじ(デンタルフロス)についてお話しします♪ 皆さんは、歯磨きの後に、歯ブラシ以外の清掃用具を使用しますか? 毎食後に歯磨きをするだけでも大変なのに、それに加えて他の物も・・・? と、思われる方も、たくさんいらっしゃるかと思います。 実際に、私自身も歯科衛生士になるまでほとんど使用していませんでした。 しかし、歯ブラシだけで落とせる汚れ(プラーク)は、6割程度と言われています。 では、残りの4割は、どこに残っているのでしょうか。 その多くは、歯と歯の間と言われています。 毛先の細い歯ブラシを使用しても、歯と歯が隣り合っているところまで磨き切ることはできません。 汚れが残りやすいと言うことは、むし歯のリスクも高い場所と言えます。 実際にむし歯ができやすい場所として、 ・咬合面小窩裂溝(奥歯のかみ合わせ) ・歯頚部(歯と歯ぐきの境目) ・歯間隣接面(歯と歯の間) の、三箇所が挙げられています。 デンタルフロスは、歯と歯の間をきれいにするのに最適な清掃用具です。 当院では『 ruscello flos 』と言うデンタルフロスを販売しています。 おすすめの点を上の画像にまとめたので、ぜひ目を通してみてください♪ 別の補助的清掃用具については、またお知らせいたします。 使い方など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお声掛けください♪
2021.10.15
日々のできごと虫歯になりにくいお菓子って?
こんにちは🌻 大垣ひまわり歯科 歯科衛生士です。 みなさん普段どんなお菓子を食べますか?? 今回は虫歯になりにくいお菓子の選び方についてお話していきます。 ⭐︎虫歯になりやすいお菓子の特徴 歯にくっつき、お口の中に残りやすいもの 長い間、お口の中に入れているもの 糖分が多いもの 表にあるようにキャラメルやチョコレートは糖分が多く、長時間お口の中に入れていたり歯にくっついたりするため虫歯になりやすいです。 逆に、糖分がないお菓子や糖分があっても口に残りにくいアイスクリーム、せんべいなどよく噛むものは唾液が出るため、虫歯になりにくいです。 虫歯になりやすいお菓子は食べてはいけないわけではありませんが、だらだら食べをしないように時間を決めたり、食べたら歯を磨くことを心がけていきましょう。 このようなことに気をつけながら虫歯になりにくい口腔内環境をつくっていきましょう。
2021.10.11
日々のできごと細菌検査ってどんな検査?
こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科 歯科衛生士です🦷 今回は、前回のブログでお話しした位相差顕微鏡について詳しくお話ししていきます♪ では、位相差顕微鏡とは、どのような検査をするのでしょうか? 手順としては、 ①歯と歯ぐきの間の溝から、細菌の塊(プラーク)を採取する。 ②採取した細菌をスライド(薄いガラス)の上に乗せる。 ③顕微鏡で詳しく観察する。 ④細菌の状態を記録し、患者さんに説明をする。 といったもので、検査から説明まで15分程度で受けられます。 前回のブログでもお伝えした通り、採取時の痛みはなく、検査費用もかかりません! お口の中には、何百種類もの細菌が存在しており、そのほとんどは常在菌で、悪さをすることはありません。 しかし、一部の歯周病菌たちがふとしたきっかけで増殖し、活発に活動を始めることで、知らず知らずのうちに歯周病を進行させてしまいます。 皆さんも、自分のお口の中の状態について、一度詳しく検査してみませんか? 検査はどなたでも受けられますので、気になる方はお気軽にお声掛けくださいね♪
2021.10.08
日々のできごと位相差顕微鏡導入しました!
こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科 歯科衛生士です🦷 今回は、当院に新たに導入した『位相差顕微鏡による細菌検査』についてお話しさせて頂きます! では、実際にどのような検査を行うのでしょうか? お口の中には、500~700種類の細菌が生息していると言われています。 こうした細菌は、むし歯や歯周病といったお口の中の疾患と深い関わりを持っています。 位相差顕微鏡による細菌検査は、そういった細菌を可視化し、自分のお口の中の状態をより深く理解するために最適な検査と言えます。 検査に費用はかからず、細菌採取時の痛みもほとんどないので、どなたでも気軽に安心して検査を受けて頂けます♪ また、検査結果は顕微鏡ですぐに確認できるので、結果をお伝えするところまで含めて、所要時間は15分程度となっております。 当院の患者さんの中でも、すでに検査をさせて頂き、歯周病治療に前向きに取り組んで頂いている方がたくさんいらっしゃいます♪ (詳しい検査方法などは、また別のブログでお伝えします。) 気になる方はお気軽にお声掛けください!