ブログ

blog

その他

2022.07.20

その他

マスクの中はどうなってますか?

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷 コロナ禍も 3年目ともなると、マスク生活にもすっかり慣れて来ましたよね。 ただ、最近は気温も高く、熱中症のリスクも上がるため、屋外である程度の距離を保つことができれば、マスクを外しても良いとされています。 みなさんは、長引くマスク生活が口の中にも影響を及ぼす場合があることを知っていますか? 今回は、マスクと口の関係についてお話しします。 突然ですが、質問です。 みなさんはマスクをしているとき、口はどうなっていますか? 「マスクをしていると、つい口が開きっぱなしになってしまう…」 という方も、少なくないかもしれません。 マスクをしているとき、口が開いてしまう原因として以下のことが挙げられます。 ①口呼吸をしている。 →マスクで鼻が圧迫され、鼻呼吸がしにくくなり、口で呼吸してしまう。 ②表情筋を意識しなくなっている。 →口元への視線を気にしなくなり、表情を作る意識が減り、口周りの筋肉が衰えている。 では、なぜ口を開けたままではいけないのでしょうか? それは【口の中が乾燥しやすくなる】からです。 口の中が乾燥していると ・むし歯や歯周病のリスクが高くなる ・口臭が強くなる ・のどが乾燥しやすくなる また、口呼吸の習慣がついてしまうと、細菌やウイルスが体内に侵入しアレルギー症状や感染性の疾患などを発症しやすくなるとも言われています。 加えて、口周りを中心に顔全体の筋肉が緩み、シワやたるみが目立ち、口周りだけでなく顔全体の表情が乏しくなるとも言われています。 さらに、口呼吸は歯並びにも影響すると言われています。その大きな理由としては、舌の位置が関係しています。 舌は本来、上顎の前歯の裏側のくぼみに舌の先が付いた状態で収まります。 舌がこの位置にあることで、唇を中心に顔全体の筋肉とのバランスがとれるため、上顎の歯列が上手く広がり成長していくとされています。 ところが口呼吸をしていると、自然と舌全体が下に下がってしまいます。 この状態が続くと、唇の周りの筋肉とバランスがうまくとれず、上顎の歯列も上手く広がらないため叢生(顎のスペースに対して歯が並ばず、歯が重なり合っている状態)になったり、出っ歯や開咬になってしまいます。 一度口呼吸の癖がついてしまうと、鼻呼吸よりも呼吸がしやすいため、改善することが難しいと言われています。 日頃からマスクをしていても口を閉じるよう心掛けましょう! また、当院では小児の矯正相談もおこなっています。 気になる方は、お気軽にお声掛けください♪ 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡

2022.06.21

その他

ステインとは?

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 みなさんステインという言葉を聞いたことがありますか? ステインとは、歯の着色汚れのことです。 飲食物の色素、タバコのヤニなどを毎日摂り入れ続けると、歯に沈着し、ステインとなって歯の色をくすませます。 [ステインがつきやすいもの]  飲み物・・・お茶、赤ワイン、コーヒー、ココア  果物・・・・バナナ、りんご、ぶどう、ブルーベリー  野菜・・・・ネギ、にんにく、じゃがいも、緑黄色野菜    など… もちろん、これらを摂取してはいけないということではありません。 きちんと予防すれば、ステインの吸着を抑えることができます。 [ステイン予防のために] ①食後に水を飲む、すすぐ  口の中を洗い流し、ステインの吸着を防止 ②ガムを噛む(シュガーレス)  口の中の乾燥はステイン吸着の元です。ガムを噛んで唾液で口を潤しましょう。 ③禁煙をする  紙タバコのヤニは強力なステインに…  一度付いたら落とすのに一苦労です。 ④やさしく歯を磨く  ステインを気にして歯ブラシで強く磨いていませんか?  歯を強く磨くとと歯の表面に傷がつき、ステインが付きやすくなってしまいます。  また、歯が削れてしまい知覚過敏の原因になることもあります。 しかし、ホームケアだけでは限度があるため、定期的に歯科医院へ行き、ステインを落としてもらうことをおすすめします。 [歯科医院でのケア]  専用の機器で、自分ではケアしにくい部分のステインも除去することが可能です。 ステインについて気になる方は、お気軽にご相談ください。 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/日下部

2022.05.31

その他

みんなで取り組む虫歯予防!

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷 みなさんは、『むし歯予防の日(むし歯予防デー)』をご存知ですか? 6月4日から10日までの1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科協会・日本学校歯科医会が、以下のことを目的として定めた週間です。 ・歯と口の健康に関する正しい知識の普及と啓発 ・歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着 ・歯科疾患の早期発見及び早期治療の徹底 ・歯の寿命を延ばし、国民の健康(健口)の保持増進に寄与 日本は世界一の長寿大国とも言われており、男性の平均寿命は81.41歳、女性は87.45歳です。 一方、ご自身の歯を20本以上有している方は69歳までの方がほとんどで、年齢が上がるにつれて大臼歯(奥の方に生えている大きい歯)を中心に、ご自身の歯を失ってしまう方が多いことが現状です。 では、歯の健康寿命はどのように延ばしていけばよいのでしょうか? まず第一に、歯科疾患(むし歯や歯周病)の早期発見、早期治療が大切です。 むし歯も歯周病も、進行してしまうと治療に回数がかかったり、最悪の場合歯を抜かなければならないこともあります。 自覚症状がなくても、知らない間に進行していることもあるので、 「最近歯医者さんに行ってないなあ」という方は、一度受診してみましょう♪ 次に、継続的なメンテナンスを行うことです。 近年、CMなどでも歯科医院の受診を勧めていることもあり、かなり受診のハードルは下がってきているように感じます。 それでも【歯医者さんは痛くなってから行くところ】というイメージを持っている方がまだまだたくさんいらっしゃるかと思います。 歯科治療が終わればそれで終わり。ではなく、 1ヶ月から 3ヶ月くらいの間隔で定期検診(メンテナンス)をすることで、歯科疾患の早期発見にも繋がります。 また、3ヶ月に一度フッ素塗布をすることで、むし歯になりにくい歯を作ることができます。 これは、生えたての乳歯や永久歯に限ったことではなく、治療痕のある歯にこそ有効になります。 最後に、セルフケアの向上です。 どんなに頑張って定期検診をしても、ご自身での歯磨きの技術が向上しないと、歯肉炎や歯周病という歯茎の病気は改善していきません。 ただ、長年染み付いた歯磨きの習慣や癖を改善していくことは困難なことが多いです。 当院では、定期検診にお越しいただいた際に、歯磨きのお話もさせて頂いております。 歯科衛生士によるプロフェッショナルケアと、患者さんによるセルフケアが両立して初めて歯肉炎や歯周病をコントロールすることができます。 一緒に歯の健康寿命を延ばし、いつまでもご自身の歯で美味しくご飯が食べられるよう、頑張っていきましょう! 当院では、虫歯予防の一環といたしまして、 6月中に受診して頂いた方全員にキシリトールガムかオーラルケアタブレットをプレゼントさせていただきます♪ また、無料でフッ素塗布も実施しております♪ ぜひご家族で、歯科検診にお越しください! 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡

2022.05.25

その他

舌磨きで口臭と感染予防

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 みなさん、舌のケアはしていますか? 舌は健康な時は、薄いピンク色をしている舌の表面ですが、舌の細菌が繁殖すると「舌苔」(ぜったい)と呼ばれる白い苔のような物質が付着します。 疲れた時や新陳代謝が低下している時などは口腔内が乾燥し、舌苔が付きやすくなります。 舌のケアをしないと… ①口臭が気になる [舌の細菌が繁殖しやすい口腔内環境]  ・剥がれ落ちた粘膜のカス  ・唾液成分             ・食べかすなどのタンパク質   これらにより細菌が繁殖し、口臭の原因「揮発性硫黄化合物」が発生します。 ②味覚がおかしい 舌には味蕾(みらい)という食べ物などの味を感じることができるツブツブがあります。 しかし、舌苔が蓄積すると味を感じにくくなってしまいます。 ③誤嚥性肺炎や感染症のリスク 舌苔が蓄積すると、唾液や食べ物などと一緒に細菌を吸引することで誤嚥性肺炎を引き起こしたり、細菌が全身に行き渡り、風邪や感染症の原因になります。 舌のケアをすることで、口臭・感染症の予防、正常な味覚を保つことができます。 ですが、舌磨きは注意が必要です。 摩擦を加え過ぎると舌が傷つき、汚れが溜まりやすくなります。そこに細菌が繁殖して口臭が悪化、味覚障害を引き起こす可能性があります。 口腔内の状態を確認して、週に2〜3回くらいをおすすめします。 口臭について気になる方は、お気軽にご相談ください。 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/日下部

2022.05.11

その他

乳歯のときから虫歯予防を!

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷 前回のブログでは、永久歯の虫歯予防に有効な『シーラント』についてお話ししました。 今回は、乳・幼児期の虫歯予防についてお話しします。 突然ですが、問題です! 乳歯は何歳ごろまでに生え揃うでしょうか? 正解は… 3歳ごろです。 生後7〜8ヶ月ごろになると、赤ちゃんにとって初めての歯が生えてきます。 1歳ごろには上下4本の前歯が生え、2歳半から3歳くらいまでに20本の乳歯が生え揃います。 (※歯の生える時期や順番には個人差があります) ここで注意が必要なのが、乳歯の虫歯です。 乳歯は、永久歯と比べて歯の質が柔らかく、厚さもあまりないため、虫歯になりやすいです。 また、乳歯は痛みを感じにくいため、知らないうちに虫歯が進行し、夜になって突然泣き出すくらいの虫歯になってしまうこともあります。 『どうせ生え変わるし、乳歯が虫歯になっても大丈夫だろう』 と思っている方も、いらっしゃるかもしれません。 しかし、乳歯の虫歯を放置していると、永久歯に影響を及ぼすこともあります。 加えて、近年では永久歯が作られない『先天性欠如歯(先欠歯)』のお子さんが10人に1人の割合でいると言われています。 乳歯のうちから、虫歯になりにくいお口の中の環境を作ることが大切です! そもそも、虫歯菌はどこからやってくるのでしょうか? 生まれたての赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌や歯周病菌などの細菌はいません。 虫歯菌の多くは、保護者の方のお口から侵入することが分かっています。 具体的な感染経路としては… ・大人が口に入れた食器を赤ちゃんのお口に入れる ・お口にキスをする ・離乳食などを冷ます際、フーフーと息をかける ・赤ちゃんが大人の口の周りや中を手で触り、その手を自分の口の中に入れる などがあります。 これらのことを気をつけて、歯が生えてきたら歯磨きにも挑戦してみましょう! ただ、いきなり歯ブラシを使おうと思っても上手に磨かせてくれないことがほとんどです。 まずは、ぬるま湯を含ませたガーゼなどで、優しく拭うことから始めましょう。 当院では、1歳以下のお子様もフッ素塗布で来院して頂いています。 乳歯が生えたら、フッ素塗布は可能です。 小さい頃から歯医者に慣れておくことで、虫歯の治療が必要になっても、積極的に参加してもらいやすいです。 フッ素塗布で歯の質を強化し、乳歯のうちから虫歯予防を意識しましょう! 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡

2022.04.27

その他

シーラントってなに?

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 みなさん、虫歯予防に効果的なシーラントを知っていますか? 生えたばかりの永久歯や乳歯は、溝が深く、虫歯になりやすい傾向があります。 シーラントは、虫歯の元となる細菌や飲食物が、歯の溝に入って虫歯になるのを防ぐ予防処置です。 [小児・幼児が虫歯になる要因は、、、] ・歯の溝やでこぼこした部分に汚れがたまりやすい ・溝が深いため、歯磨きでは十分に清掃できない ・歯が生える途中は歯ぐきが被っていて、歯磨きがしにくい ・年齢的にも、上手く歯磨きができない そして、、、 生えたての歯は、歯の質が弱かったり、噛み合わせの面の溝が深くでこぼこで複雑といった特徴があるため歯磨きがしにくく虫歯になりやすい傾向があります。 そこで、虫歯になりやすい奥歯の深い溝を歯を削らずに専用のレジンで埋める虫歯の予防処置「シーラント」をします。 当院で使用しているシーラントはS-PRGフィラーを含有しており、長期に持続性のあるフッ素徐放が可能なため、フッ素などの力で歯の成長をサポートすることができます。 萌出したばかりの永久歯が対象となります。 [シーラント処置後のご案内] ・シーラントをしたからといって、虫歯にならないわけではありません。  歯磨きを怠ってしまうとシーラント周囲に汚れが溜まったり、別の所が虫歯になってしまいます。 ・シーラントは、お口の中の状態や歯の質などによって、外れたり、欠けたりすることがあるため定期的にチェックが必要です。 シーラントをしてからも、虫歯ができていないか、シーラントが外れていないかチェックをするため定期的にメンテナンスをすることをおすすめします。 お気軽にご相談ください。 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/日下部

2022.04.13

その他

妊娠中のお口の中とセルフケア

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 新年度になり、生活環境に変化があった方もいらっしゃるかと思います。 当院も、先月無事一周年を迎えました。 二年目も、皆様のお口の健康をサポートできるよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 今回は、妊娠中のセルフケアについてお話しさせていただきます。 まず、一般的な身体的な変化としては 初期→つわり、消化器トラブル 中期→貧血、逆流性食道炎、むくみ 後期→妊娠性高血圧症候群、早産・低体重児出産 などが挙げられます。 (症状の程度には個人差があります) では、お口の中にはどんな影響があるでしょうか? 妊娠期には、女性ホルモンが増加することで、以下の影響を与えると言われています。 ①歯周病菌の増加 ②免疫力の低下 ③毛細血管の拡張・増生(出血しやすくなる) ④ホルモンバランスの変化による唾液の分泌量の低下 実際に、妊娠性歯肉炎という病気があります。 症状自体は歯ぐきの腫れや出血といった、一般的な歯肉炎と変わりありませんが、放置していると、早産や低体重児出産のリスクがあると言われています。 また、食事の回数が増えたり、つわりが原因で歯磨きが困難になったりなど、お口の中の環境が悪化しやすく、虫歯や歯周疾患のリスクが高くなる時期と言えます。 では、どのように予防したら良いのでしょうか? 先ほどお伝えした通り、妊娠中はつわりなどが原因で、体調の変化が著しく、歯歯磨きも困難な時が多いです。 歯磨き時の対策としては、 ・歯磨き剤の味、匂いが苦手!   →好きな味、低刺激、低発泡のものを選ぶ。    フッ素や殺菌作用など、有効成分含有のものだと尚よし◯ ・歯ブラシを入れただけで気持ち悪くなってしまう!   →歯ブラシのヘッドは薄く小さいものを選ぶ。    体調が悪いときは、洗口液だけでも◯ などが挙げられます。 歯磨きを頑張ることは大切ですが、無理のない範囲で、できるときに行っていきましょう。 どうしてもご自身の力だけでは難しいと感じたら、一度当院にご相談ください! 妊娠中の歯科治療に関する不安などあれば、お気軽にお尋ねください。 大垣市に在住の方は、市が行っている妊婦検診を受けていただくことも可能です。 Webでもお電話でも、ご予約お待ちしております。 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡