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タグ:#MIペースト

2025.04.14

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MIペーストの効果的な使い方

むし歯こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 今回は、以前ブログでお伝えしたMIペーストについて、より詳しくお伝えしていきます。 以前のブログ と、より理解が深まるむし歯についての記事も合わせて目を通してみてください♪ MIペーストとフッ素、いずれも虫歯予防が目的ですが、どんな違いがあるのでしょうか? 【MIペースト】 ・ペースト内に豊富に含まれているカルシウムとリンを口腔内に供給することで、脱灰と再石灰化のバランスを保つ ・細菌が作り出した酸を中和する 【フッ素】 ・むし歯になりかけた歯を修復する ・歯質を強化する ・むし歯菌の働きを抑える MIペーストに含まれる豊富なミネラルを、フッ素が歯に届ける。とイメージすると分かりやすいかもしれません。 だ液の中にもカルシウムとリンは含まれますが、MIペーストに比べると量が少なく、フッ素と併用することでより高いむし歯予防の効果を得ることが期待できます。 実際に、ラットにむし歯の原因菌を経口感染させ、歯面に試験溶液を1日2回塗布してむし歯の抑制効果を検証した実験があります。 実験結果としては、MIペーストのみを使用した場合より、MIペーストとフッ素を併用した場合の方が、より高いむし歯抑制効果が認められました。 歯科医院で塗布しているフッ素は、高濃度のためお互いの効果を打ち消しあってしまいますが、ご家庭で使用している歯磨剤に含まれるフッ素の濃度であれば、相乗的な作用が期待できます。 最後に、より効果的な使用方法をお伝えします。 ①フッ素配合の歯磨剤を使用してブラッシングを行い、歯面上を清潔な状態にする ②綿棒や指先※を用いてMIペーストを歯面全体に行き渡るように塗布する (歯ブラシで塗布をしても良いですが、ペーストの性質上ブラシ内に残留しやすいため、綿棒等での塗布を推奨しています) ③塗布後だ液は吐き出さず、3分間放置する その後30分飲食を控えるとより効果を得やすいです。(だ液は適時吐き出します) ④少量の水でうがいをする 就寝前の歯磨きの後に使用する場合は、そのまま就寝してしまっても構いません。 期間限定のフレーバーなどもあり、美味しく楽しくむし歯予防ができます♪ ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡

2024.10.11

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虫歯予防の新習慣 始めませんか?

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 今回は、当院で新しく取り扱いを始めた商品【MIペースト】についてお伝えします。 MIペーストとは… 歯磨きの後に塗って使用するペーストです。 言い換えると、普段の歯磨き剤がシャンプーとしたとき、MIペーストはトリートメントのような効果が期待できると言えます。 では、どんな効果があるのでしょうか? そもそも、わたしたちの歯は、ハイドロキシアパタイトと呼ばれる結晶からできています。 その結晶は、カルシウムやリンといったミネラルで構成されており、非常に安定した硬い結晶です。 そんなミネラルですが、わたしたちが知らないうちに歯から溶け出しているのです。 お口の中には、飲食物に含まれる糖から酸を作り出す細菌がたくさん存在します。 そのため、わたしたちが飲食をするたびに、お口の中の環境は酸性に傾いていきます。 そして、歯に含まれるミネラルは、酸性になると少しずつ歯から溶け出していってしまいます。 その状態が進行し、肉眼でもわかる穴ができてしまった状態が【むし歯】なのです。 そんなときに、歯をコーティングして守る効果があるのがMIペーストです。 MIペーストは、歯に対して豊富なミネラル(カルシウム・リン)を供給し、※ CPP-ACP配合の歯に優しい弱アルカリ性でできた歯のクリームです。 普段の歯磨きの後にMIペーストを使用することで、酸性に傾いたお口の中の環境を、中性に戻すことができるのです。 ※ CPP-ACP(リカルデント™︎)とは… 牛乳由来タンパク質の分解物であるカゼインホスホペプチド(CPP)と、非結晶性リン酸カルシウム(ACP)の複合体です。 CPP-ACPは、カルシウムとリンを過飽和状態(高濃度)で口腔内に供給できます。 穴があいてむし歯になる前に、歯を守る。 日々の新習慣として、MIペーストを取り入れてみませんか? 当院では、バニラフレーバーとストロベリーフレーバーを販売しております。 ご希望の方には、普段の歯のクリーニング後に塗布することも可能です。 お気軽にお声掛けください♪ ⚠️牛乳由来成分にアレルギーのある方は使用できません⚠️ 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡