ブログ
blog
タグ:#キッズルーム
2022.05.31
その他みんなで取り組む虫歯予防!
こんにちは
大垣 ひまわり歯科です
みなさんは、『むし歯予防の日(むし歯予防デー)』をご存知ですか?
6月4日から10日までの1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科協会・日本学校歯科医会が、以下のことを目的として定めた週間です。
・歯と口の健康に関する正しい知識の普及と啓発
・歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着
・歯科疾患の早期発見及び早期治療の徹底
・歯の寿命を延ばし、国民の健康(健口)の保持増進に寄与
日本は世界一の長寿大国とも言われており、男性の平均寿命は81.41歳、女性は87.45歳です。
一方、ご自身の歯を20本以上有している方は69歳までの方がほとんどで、年齢が上がるにつれて大臼歯(奥の方に生えている大きい歯)を中心に、ご自身の歯を失ってしまう方が多いことが現状です。
では、歯の健康寿命はどのように延ばしていけばよいのでしょうか?
まず第一に、歯科疾患(むし歯や歯周病)の早期発見、早期治療が大切です。
むし歯も歯周病も、進行してしまうと治療に回数がかかったり、最悪の場合歯を抜かなければならないこともあります。
自覚症状がなくても、知らない間に進行していることもあるので、
「最近歯医者さんに行ってないなあ」という方は、一度受診してみましょう♪
次に、継続的なメンテナンスを行うことです。
近年、CMなどでも歯科医院の受診を勧めていることもあり、かなり受診のハードルは下がってきているように感じます。
それでも【歯医者さんは痛くなってから行くところ】というイメージを持っている方がまだまだたくさんいらっしゃるかと思います。
歯科治療が終わればそれで終わり。ではなく、 1ヶ月から 3ヶ月くらいの間隔で定期検診(メンテナンス)をすることで、歯科疾患の早期発見にも繋がります。
また、3ヶ月に一度フッ素塗布をすることで、むし歯になりにくい歯を作ることができます。
これは、生えたての乳歯や永久歯に限ったことではなく、治療痕のある歯にこそ有効になります。
最後に、セルフケアの向上です。
どんなに頑張って定期検診をしても、ご自身での歯磨きの技術が向上しないと、歯肉炎や歯周病という歯茎の病気は改善していきません。
ただ、長年染み付いた歯磨きの習慣や癖を改善していくことは困難なことが多いです。
当院では、定期検診にお越しいただいた際に、歯磨きのお話もさせて頂いております。
歯科衛生士によるプロフェッショナルケアと、患者さんによるセルフケアが両立して初めて歯肉炎や歯周病をコントロールすることができます。
一緒に歯の健康寿命を延ばし、いつまでもご自身の歯で美味しくご飯が食べられるよう、頑張っていきましょう!
当院では、虫歯予防の一環といたしまして、
6月中に受診して頂いた方全員にキシリトールガムかオーラルケアタブレットをプレゼントさせていただきます♪
また、無料でフッ素塗布も実施しております♪
ぜひご家族で、歯科検診にお越しください!
【予防歯科・ホワイトニング】
大垣市・垂井町スグの歯医者
大垣 ひまわり歯科
歯科衛生士/吉岡
2022.05.25
その他舌磨きで口臭と感染予防
こんにちは
大垣 ひまわり歯科です
みなさん、舌のケアはしていますか?
舌は健康な時は、薄いピンク色をしている舌の表面ですが、舌の細菌が繁殖すると「舌苔」(ぜったい)と呼ばれる白い苔のような物質が付着します。
疲れた時や新陳代謝が低下している時などは口腔内が乾燥し、舌苔が付きやすくなります。
舌のケアをしないと…
①口臭が気になる
[舌の細菌が繁殖しやすい口腔内環境]
・剥がれ落ちた粘膜のカス
・唾液成分
・食べかすなどのタンパク質
これらにより細菌が繁殖し、口臭の原因「揮発性硫黄化合物」が発生します。
②味覚がおかしい
舌には味蕾(みらい)という食べ物などの味を感じることができるツブツブがあります。
しかし、舌苔が蓄積すると味を感じにくくなってしまいます。
③誤嚥性肺炎や感染症のリスク
舌苔が蓄積すると、唾液や食べ物などと一緒に細菌を吸引することで誤嚥性肺炎を引き起こしたり、細菌が全身に行き渡り、風邪や感染症の原因になります。
舌のケアをすることで、口臭・感染症の予防、正常な味覚を保つことができます。
ですが、舌磨きは注意が必要です。
摩擦を加え過ぎると舌が傷つき、汚れが溜まりやすくなります。そこに細菌が繁殖して口臭が悪化、味覚障害を引き起こす可能性があります。
口腔内の状態を確認して、週に2〜3回くらいをおすすめします。
口臭について気になる方は、お気軽にご相談ください。
【予防歯科・ホワイトニング】
大垣市・垂井町スグの歯医者
大垣 ひまわり歯科
歯科衛生士/日下部
2022.05.11
その他乳歯のときから虫歯予防を!
こんにちは
大垣 ひまわり歯科です
前回のブログでは、永久歯の虫歯予防に有効な『シーラント』についてお話ししました。
今回は、乳・幼児期の虫歯予防についてお話しします。
突然ですが、問題です!
乳歯は何歳ごろまでに生え揃うでしょうか?
正解は…
3歳ごろです。
生後7〜8ヶ月ごろになると、赤ちゃんにとって初めての歯が生えてきます。
1歳ごろには上下4本の前歯が生え、2歳半から3歳くらいまでに20本の乳歯が生え揃います。
(※歯の生える時期や順番には個人差があります)
ここで注意が必要なのが、乳歯の虫歯です。
乳歯は、永久歯と比べて歯の質が柔らかく、厚さもあまりないため、虫歯になりやすいです。
また、乳歯は痛みを感じにくいため、知らないうちに虫歯が進行し、夜になって突然泣き出すくらいの虫歯になってしまうこともあります。
『どうせ生え変わるし、乳歯が虫歯になっても大丈夫だろう』
と思っている方も、いらっしゃるかもしれません。
しかし、乳歯の虫歯を放置していると、永久歯に影響を及ぼすこともあります。
加えて、近年では永久歯が作られない『先天性欠如歯(先欠歯)』のお子さんが10人に1人の割合でいると言われています。
乳歯のうちから、虫歯になりにくいお口の中の環境を作ることが大切です!
そもそも、虫歯菌はどこからやってくるのでしょうか?
生まれたての赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌や歯周病菌などの細菌はいません。
虫歯菌の多くは、保護者の方のお口から侵入することが分かっています。
具体的な感染経路としては…
・大人が口に入れた食器を赤ちゃんのお口に入れる
・お口にキスをする
・離乳食などを冷ます際、フーフーと息をかける
・赤ちゃんが大人の口の周りや中を手で触り、その手を自分の口の中に入れる
などがあります。
これらのことを気をつけて、歯が生えてきたら歯磨きにも挑戦してみましょう!
ただ、いきなり歯ブラシを使おうと思っても上手に磨かせてくれないことがほとんどです。
まずは、ぬるま湯を含ませたガーゼなどで、優しく拭うことから始めましょう。
当院では、1歳以下のお子様もフッ素塗布で来院して頂いています。
乳歯が生えたら、フッ素塗布は可能です。
小さい頃から歯医者に慣れておくことで、虫歯の治療が必要になっても、積極的に参加してもらいやすいです。
フッ素塗布で歯の質を強化し、乳歯のうちから虫歯予防を意識しましょう!
【予防歯科・ホワイトニング】
大垣市・垂井町スグの歯医者
大垣 ひまわり歯科
歯科衛生士/吉岡
2022.04.13
その他妊娠中のお口の中とセルフケア
こんにちは
大垣 ひまわり歯科です
新年度になり、生活環境に変化があった方もいらっしゃるかと思います。
当院も、先月無事一周年を迎えました。
二年目も、皆様のお口の健康をサポートできるよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
今回は、妊娠中のセルフケアについてお話しさせていただきます。
まず、一般的な身体的な変化としては
初期→つわり、消化器トラブル
中期→貧血、逆流性食道炎、むくみ
後期→妊娠性高血圧症候群、早産・低体重児出産
などが挙げられます。
(症状の程度には個人差があります)
では、お口の中にはどんな影響があるでしょうか?
妊娠期には、女性ホルモンが増加することで、以下の影響を与えると言われています。
①歯周病菌の増加
②免疫力の低下
③毛細血管の拡張・増生(出血しやすくなる)
④ホルモンバランスの変化による唾液の分泌量の低下
実際に、妊娠性歯肉炎という病気があります。
症状自体は歯ぐきの腫れや出血といった、一般的な歯肉炎と変わりありませんが、放置していると、早産や低体重児出産のリスクがあると言われています。
また、食事の回数が増えたり、つわりが原因で歯磨きが困難になったりなど、お口の中の環境が悪化しやすく、虫歯や歯周疾患のリスクが高くなる時期と言えます。
では、どのように予防したら良いのでしょうか?
先ほどお伝えした通り、妊娠中はつわりなどが原因で、体調の変化が著しく、歯歯磨きも困難な時が多いです。
歯磨き時の対策としては、
・歯磨き剤の味、匂いが苦手!
→好きな味、低刺激、低発泡のものを選ぶ。
フッ素や殺菌作用など、有効成分含有のものだと尚よし◯
・歯ブラシを入れただけで気持ち悪くなってしまう!
→歯ブラシのヘッドは薄く小さいものを選ぶ。
体調が悪いときは、洗口液だけでも◯
などが挙げられます。
歯磨きを頑張ることは大切ですが、無理のない範囲で、できるときに行っていきましょう。
どうしてもご自身の力だけでは難しいと感じたら、一度当院にご相談ください!
妊娠中の歯科治療に関する不安などあれば、お気軽にお尋ねください。
大垣市に在住の方は、市が行っている妊婦検診を受けていただくことも可能です。
Webでもお電話でも、ご予約お待ちしております。
【予防歯科・ホワイトニング】
大垣市・垂井町スグの歯医者
大垣 ひまわり歯科
歯科衛生士/吉岡
2021.11.12
日々のできごと仕上げ磨きを嫌がるお子様に・・・
こんにちは
大垣ひまわり歯科 保育士です。
「歯磨きを嫌がる、仕上げ磨きをさせてくれない…」とお母さん方からお悩みをお聞きすることがあります。
特に0〜3歳頃のお子様は、歯磨きの大切さを十分に理解できていない上に、なんでも自分でやりたい気持ちが芽生えてきたり、イヤイヤ期というものもあり大人が思うようには歯磨きをさせてくれないことが多いと思います。
しかし、不十分な歯磨きが習慣化して虫歯になってしまえば、もっと大変な虫歯治療をしなければいけなくなってしまいます。
そうなる前にとお母さん側は、きれいに磨いてあげないと!と力が入ったり強張った表情になってしまいがちですよね。
できるだけお子様にとって、歯磨きって楽しい!と思ってもらえることを大切にしていけたらと思います。
そこで、歯磨きを嫌がるお子様対策をいくつかご紹介させて頂きます。
◯歯磨きに関する歌やお子様が好きな歌をうたいながら磨いてみる。
◯お母さん自身も一緒に歯を磨いてみる。
◯歯磨きに関しての絵本を見てみる。(虫歯になる怖さより、歯を磨く楽しさが伝わるもの)
◯歯ブラシを一緒に買いに行き、自分のお気に入りの歯ブラシを使えるようにする。
◯10カウントをしてその間に磨き上げる。
◯手鏡を持ってもらい、自分の口の中を見てもらいながら磨く。
◯甘く感じられるおいしい歯磨き粉を使ってみる。
◯キシリトールタブレットなど歯磨き後に食べても良いおやつをご褒美として利用する。
◯仕上げ磨きには、持ち手の長い歯ブラシを利用する。(お子様の顔のすぐそばにお母さんの手がこず、圧迫感を与えない)
お子様によって効果的な策は違いますので、いろいろ試してみてくださいね。
成長に合わせて徐々に歯磨きの必要性を理解し、仕上げ磨きも落ち着いてできるようになったとお聞きすることもあります。
激しく抵抗する時は、しっかりと仕上げ磨きができない日があっても良いと思います。
お母さん自身が自分やお子様を追い詰めすぎないことも大切です。
嫌がって暴れてしまう時も力を抜いて優しく!楽しく!できたら褒める!をすることで楽しい歯磨き習慣が身についていくよう、気長に親子でがんばっていけるといいと思います。
また、家庭での歯磨きだけでは磨き残しが出てきてしまうこともあると思いますので、歯が生え始めた頃から定期的に歯医者さんに通うことで、お母さん方と歯医者さんで協力して子ども達の大事なお口の中を守っていけたらと思います。