ブログ

blog

タグ:#キッズルーム

2022.04.13

その他

妊娠中のお口の中とセルフケア

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 新年度になり、生活環境に変化があった方もいらっしゃるかと思います。 当院も、先月無事一周年を迎えました。 二年目も、皆様のお口の健康をサポートできるよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 今回は、妊娠中のセルフケアについてお話しさせていただきます。 まず、一般的な身体的な変化としては 初期→つわり、消化器トラブル 中期→貧血、逆流性食道炎、むくみ 後期→妊娠性高血圧症候群、早産・低体重児出産 などが挙げられます。 (症状の程度には個人差があります) では、お口の中にはどんな影響があるでしょうか? 妊娠期には、女性ホルモンが増加することで、以下の影響を与えると言われています。 ①歯周病菌の増加 ②免疫力の低下 ③毛細血管の拡張・増生(出血しやすくなる) ④ホルモンバランスの変化による唾液の分泌量の低下 実際に、妊娠性歯肉炎という病気があります。 症状自体は歯ぐきの腫れや出血といった、一般的な歯肉炎と変わりありませんが、放置していると、早産や低体重児出産のリスクがあると言われています。 また、食事の回数が増えたり、つわりが原因で歯磨きが困難になったりなど、お口の中の環境が悪化しやすく、虫歯や歯周疾患のリスクが高くなる時期と言えます。 では、どのように予防したら良いのでしょうか? 先ほどお伝えした通り、妊娠中はつわりなどが原因で、体調の変化が著しく、歯歯磨きも困難な時が多いです。 歯磨き時の対策としては、 ・歯磨き剤の味、匂いが苦手!   →好きな味、低刺激、低発泡のものを選ぶ。    フッ素や殺菌作用など、有効成分含有のものだと尚よし◯ ・歯ブラシを入れただけで気持ち悪くなってしまう!   →歯ブラシのヘッドは薄く小さいものを選ぶ。    体調が悪いときは、洗口液だけでも◯ などが挙げられます。 歯磨きを頑張ることは大切ですが、無理のない範囲で、できるときに行っていきましょう。 どうしてもご自身の力だけでは難しいと感じたら、一度当院にご相談ください! 妊娠中の歯科治療に関する不安などあれば、お気軽にお尋ねください。 大垣市に在住の方は、市が行っている妊婦検診を受けていただくことも可能です。 Webでもお電話でも、ご予約お待ちしております。 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡

仕上げ磨きを嫌がるお子様に・・・

こんにちは🌻 大垣ひまわり歯科 保育士です。 「歯磨きを嫌がる、仕上げ磨きをさせてくれない…」とお母さん方からお悩みをお聞きすることがあります。 特に0〜3歳頃のお子様は、歯磨きの大切さを十分に理解できていない上に、なんでも自分でやりたい気持ちが芽生えてきたり、イヤイヤ期というものもあり大人が思うようには歯磨きをさせてくれないことが多いと思います。 しかし、不十分な歯磨きが習慣化して虫歯になってしまえば、もっと大変な虫歯治療をしなければいけなくなってしまいます。 そうなる前にとお母さん側は、きれいに磨いてあげないと!と力が入ったり強張った表情になってしまいがちですよね。 できるだけお子様にとって、歯磨きって楽しい!と思ってもらえることを大切にしていけたらと思います。 そこで、歯磨きを嫌がるお子様対策をいくつかご紹介させて頂きます。 ◯歯磨きに関する歌やお子様が好きな歌をうたいながら磨いてみる。 ◯お母さん自身も一緒に歯を磨いてみる。 ◯歯磨きに関しての絵本を見てみる。(虫歯になる怖さより、歯を磨く楽しさが伝わるもの) ◯歯ブラシを一緒に買いに行き、自分のお気に入りの歯ブラシを使えるようにする。 ◯10カウントをしてその間に磨き上げる。 ◯手鏡を持ってもらい、自分の口の中を見てもらいながら磨く。 ◯甘く感じられるおいしい歯磨き粉を使ってみる。 ◯キシリトールタブレットなど歯磨き後に食べても良いおやつをご褒美として利用する。 ◯仕上げ磨きには、持ち手の長い歯ブラシを利用する。(お子様の顔のすぐそばにお母さんの手がこず、圧迫感を与えない) お子様によって効果的な策は違いますので、いろいろ試してみてくださいね。 成長に合わせて徐々に歯磨きの必要性を理解し、仕上げ磨きも落ち着いてできるようになったとお聞きすることもあります。 激しく抵抗する時は、しっかりと仕上げ磨きができない日があっても良いと思います。 お母さん自身が自分やお子様を追い詰めすぎないことも大切です。 嫌がって暴れてしまう時も力を抜いて優しく!楽しく!できたら褒める!をすることで楽しい歯磨き習慣が身についていくよう、気長に親子でがんばっていけるといいと思います。 また、家庭での歯磨きだけでは磨き残しが出てきてしまうこともあると思いますので、歯が生え始めた頃から定期的に歯医者さんに通うことで、お母さん方と歯医者さんで協力して子ども達の大事なお口の中を守っていけたらと思います。

歯並びは遺伝?

こんにちは、大垣 ひまわり歯科の太田です。 先日、筋機能訓練のセミナーに行ってきました。 皆さん歯並びってどうやって決まるかご存じですか? よく親御さんの歯並びとお子様の歯並びについて質問を受けることがあります。 歯並びは遺伝なんでしょうか? 双子の兄弟でも歯の並びや咬み合わせは違うことがあります。 どのように歯並びは決まるのでしょうか? 骨格や歯の大きさなどは、遺伝的要因があります。 それだけではありません。 歯は、お口の中で舌と唇、頬に囲まれています。 その隙間の中で、それぞれの筋肉が作用して歯並びは作られていきます。 筋肉の作用するバランスが悪かったり、外からの作用(指吸や爪咬み)が影響すると歯並びが崩れていきます。 筋肉の作用を崩す要因として、舌の位置が適切な位置にない、異常な嚥下(飲み込み)、お口の開けっ放し、唇の噛み癖などがあります。 それらを改善、もしくは正しい機能に導いていくことで綺麗な歯並びにしていくことが出来ます。 筋肉の作用なのでトレーニングをすることが大切です。 またそれらを正しく導く補助装置もあります。 ご興味がある方は、いつでもご相談ください。 大垣 ひまわり歯科 歯科医師 太田 大樹