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タグ:#だ液
2025.05.21
その他知ってる? だ液のちから
こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です🦷🪥 わたしたちの口腔内に常にあるだ液。 口腔内を潤す以外にも役割があることを知っていますか? 今回は、だ液の役割についてお話しします。 だ液は 耳の下あたりにある、耳下腺 顎の下あたりにある、顎下腺 舌の下あたりにある、舌下腺 上記の【三大だ液線】と呼ばれる場所から分泌されます。 だ液の元となっているのは、血液です。 動脈を流れる血液が、毛細血管でだ液の成分を吸収し、その先の腺房部と呼ばれる場所でだ液の元(原だ液)が分泌されます。 線条部道管を通る際に、原だ液からイオン成分を吸収することでだ液となり、だ液腺から分泌されます。 そして、口腔内へ放出されただ液は、大きく3つの場面で活躍します。 ①食事のとき ・消化を助ける デンプンを分解して吸収します ・飲み込みやすくなる だ液で食べ物を包み込み、飲み込みやすくなります ・味覚を感じる手伝い だ液中に味が溶け出すことで、味蕾という味覚受容器官に情報が伝わります ②口腔内の健康維持 ・口腔を保護する 口腔内の粘膜を覆い、乾燥を防いで潤します また、食べ物などで口腔内が傷つくことを抑えます ・歯の健康を維持する 酸で溶けた歯の再石灰化を促します 食後などに酸性に傾いた口腔内を中性に保ちます ・細菌への対応 口腔内での繁殖を防ぎます ③全身の健康維持 ・老化防止 筋肉や骨の発達を促すホルモンの一種が含まれています ・活性酸素を抑える 食べ物に含まれる発がん性物質が発生させる活性酸素を減少させる働きがあります ・最近への対応 細菌の侵入を防ぎ、凝集・排出します これらの働きをするだ液が少なくなると、以下のような症状が現れるリスクがあります。 口が渇きやすい 口臭がする 味がよく分からない むし歯になりやすい 話しずらい 口内炎・口角炎ができる … こういった症状が【ドライマウス】です。 ドライマウスの原因によっては、専門機関での治療が必要になる場合があります。 だ液は、よく噛むことで分泌が促進されます。 いつまでもご自身の歯で、どんな食べ物でもよく噛んで食べられるように、定期的に歯科医院を受診し、歯を守っていきましょう! ご不明な点がございましたら、当院スタッフまでお気軽にお尋ねください♪ 【予防歯科・ホワイトニング】 大垣市・垂井町スグの歯医者 大垣 ひまわり歯科 歯科衛生士/吉岡