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研修・学会

第17回在宅医療、介護連携推進事業多職種連携研修会

第17回在宅医療、介護連携推進事業多職種連携研修会

こんにちは、大垣 ひまわり歯科の太田です。先日、多職種連携研修会にに参加してきました。あまり聞きなじみがないかもしれないですが医療、介護従事者が連携を取り、より良いものを提供できるような関係をつくるための研修会です。
多職種の方の連携と言うことで、医師、歯科医師、薬剤師の方、看護師、理学療法士、ケアマネジャー、介護士など多くの医療関係者の方々が参加されて、普段は中々顔を合わすことがないので良い刺激と改めて医療連携の大切さを学びました。
今回は、薬剤師会の方が主催で大垣市民病院の講堂で行なわれました。
議題は、災害時の医療。岐阜薬科大学 地域医療実践薬学研究室 教授 林 秀樹先生の講義を聞き、災害時の医療について考える機会をいただきました。
東海地方も南海大地震が起こるかもしれないと言われています。日本全国をみると熊本地震や東日本大震災、阪神淡路大震災などが起き、この辺の地域だと伊勢湾台風が大きな災害だったようです。
災害時では、人やモノ、場所も限られた中で多くの方が必要としているもの効率よく届けることが必要です。平時なら助かっただろう命を無くしていくこと、防ぎえた災害死を無くすことが重要です。薬剤師会では、モバイルファーマシーと言って移動式の調剤室を開発され、実際の災害時に出動されてるようです。被災地に薬剤の提供があってもそれを調剤する人、機関がなければ無駄になってしまいます。常備薬を必要としている方も多いのでそれによって助かる人が増えると思います。
大規模事故、災害への対応にCSCACという指針があります。 Command&Control指揮と連携、Safety安全、Communication情報伝達、Assessment評価を確立、確認したのちにTTT Triageトリアージ、Treatment治療、Transport搬送を実践することが重要と言われています。

グループワークでは、いろんな職種の方がいろんな目線での意見を聞くことができ、避難所の運営、多職種での患者対応と2つの議題について話し合いました。
避難所では、時系列で優先事項が変わっていき、それが24時間以内にやらないといけないことなのか48時間以内なのか、避難されている方も年齢層も幅広く年齢や性別によっての対応、同じように被災されている方の中でも協力支援できる方の連携が必要です。
従来から避難訓練があるように平時から災害時の話をしておくことで、何か起きた時の備えや対策が出来ると思います。なかなか考える時間もないので、考える時間を取るだけでも変わると思います。皆さんも時間があれば考え話し合ってみましょう。

【予防歯科・ホワイトニング】
 大垣市・垂井町スグの歯医者
 大垣 ひまわり歯科
 歯科医師 太田 大樹