ホワイトニング歯磨き剤について

こんにちは🌻
大垣 ひまわり歯科です🦷🪥
今回は、ホワイトニング歯磨き剤についてお伝えします。
ドラッグストアなどで市販されている「ホワイトニング歯磨き剤」
皆さんも、一度は目にしたことがあるかと思います。
このような歯磨き剤で歯を磨いた場合、歯科医院で行う「ホワイトニング」のように歯を白くする効果はあるのでしょうか。
歯の変色には、主に2つの原因があります。
ひとつ目は、歯の表面に付着した着色汚れで、ふたつ目は、加齢などによる象牙質の変色です。
ホワイトニング歯磨き剤には、主に歯の表面の着色汚れを落とす効果が期待できます。
※商品によって効果は異なります。
主な着色汚れの原因としては、コーヒー、ワイン、紙タバコのヤニなどによる色素(ステイン)の沈着や、歯磨き不足による汚れがあります。
こういった表面的な着色に対しては一定の効果が期待できますが、象牙質はエナメル質の下の層にあるため、ホワイトニング歯磨き剤を使用しても、象牙質の変色までは落とすことができません。
また、エナメル質は半透明なため、黄ばんだ象牙質が透けて見えてしまいます。
こうした歯そのものの色を変えるためには、歯科医院でホワイトニングが効果的といえます。
歯科医院で使用するホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」や「過酸化尿素」です。
これらの成分は、歯を痛めることなく内部の色素を分解する力があり、より深いところの色素まで分解し、歯を白くすることができるのです。
メカニズムとしては…
①歯が変色した状態
歯の内部の色素が多く、歯が黄ばんで見えている状態
②ホワイトニングによる色素の分解
薬剤を塗布すると、徐々に内部まで浸透し色素を分解
③歯が白くなる
徐々に色素が減少し、透明感のある白い歯になる
上記のホワイトニング効果は、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングのどちらであっても期待できます。
現在、日本国内では市販の歯磨き剤に「歯を白くする濃度の過酸化水素」を配合することは、法律で認められていません。
そのため、ホワイトニング歯磨き剤は歯の表面の着色汚れを落とすことはできますが、歯科医院で行うホワイトニングと同等の効果の期待は難しいと言えるでしょう。
ただし、歯科医院でのホワイトニング後にこういった歯磨き剤を併用することで、歯の白さを一時的に保つことは可能です。
歯磨き剤を使用しても、ご自身の歯の色に満足できない…という方は、当院でのホワイトニング治療をご検討ください♪
【予防歯科・ホワイトニング】
大垣市・垂井町スグの歯医者
大垣 ひまわり歯科
歯科衛生士/吉岡