ブログ

blog

タグ:#糖尿病

2023.10.10

その他

歯周病と糖尿病

こんにちは🌻 大垣 ひまわり歯科です。 今回は、歯周病と糖尿病との因果関係についてお伝えします。 実は… 歯周病と糖尿病は深い関係を持っています。 これらを放置していると、相互に悪影響を与えてしまいます。 まず、歯周病に罹患すると 歯周病菌の毒素が体内に侵入する ↓ 白血球が【TNF-α】を生成 ↓ インスリンが効きにくくなる という流れがあります。 次に、糖尿病に罹患すると 血糖値が上昇する ↓ 免疫力が低下 ↓ 歯周病菌が増殖 という流れになります。 インスリンが効きにくくなると、糖尿病に悪影響を及ぼし、歯周病菌が増殖すると歯周病が悪化する… 相互に影響を及ぼし、どちらも悪化していくという、〃負のスパイラル〃に陥ってしまいます。 【TNF-α】とは、なんなのでしょうか? TNF-αとは、人体の免疫に関わる物質です。 細菌やウイルスを撃退したり、腫瘍細胞を排除してくれる役割がある一方で、過剰に増えすぎるとインスリンの働きを阻害してしまいます。 インスリンは、血液中の糖を体内の細胞へ送る役割を担っていますが、これらが阻害されると血糖値が上昇し糖尿病が悪化します。 相互に悪影響を及ぼしていることに変わりありませんが、歯科治療を行うことで糖尿病の検査値(HbA1c:ヘモグロビンエーワンシー)が平均で0.4%改善するとも言われています。 たかが0.4%…と思われるかもしれませんが、これは糖尿病のお薬1剤分に匹敵する量とも言われているため、決して意味のない数値でないことがわかります。 どちらの病気に対しても、予防、または早期発見・早期治療ができるよう、日頃からご自身の健康にしっかり気を配っていきましょう! 【予防歯科・ホワイトニング】  大垣市・垂井町スグの歯医者  大垣 ひまわり歯科  歯科衛生士/吉岡