指しゃぶりやおしゃぶりについて
こんにちは🌻
大垣 ひまわり歯科 保育士です。
指しゃぶりやおしゃぶりをいつまでにやめさせるべきなのかと悩んでみえるお母さん方も多いですよね。
赤ちゃんは、自分の指やおもちゃを口に入れることで感触を確かめたり乳首を吸うこと以外の口の使い方を学習していきます。
吸うこと以外の楽しさがあることを覚えていく大切な発達過程でもあります。
目安として…
2〜3歳頃までにやめさせてあげることが望ましいです。
離乳が完了する時期(12〜18ヶ月頃)には、食事においても吸うことから噛むことへの移行が始まりますよね。
それ以降も続くようであれば、歯並びへの影響や言葉の発達の妨げになると考えられています。
成長と共に自然にやめていくこともありますので、無理にやめさせる必要はないと思いますが、2〜3歳を目安に徐々に減らしていくことが親子共に負担が少ないと思います!
指しゃぶりやおしゃぶりを徐々に減らしていく方法として…
◯指先を使ったり体を動かしたりする遊びを通して、指しゃぶり以外のことに意識が向くようにする
◯離乳食やおやつが食べられるようになってきたら、食べることの楽しさを与えてあげる
◯指しゃぶりやおしゃぶりで入眠するのではなく、絵本を読み聞かせたり手を握るなどのスキンシップをとる
◯月齢によっては、指しゃぶりをしなかった日はカレンダーにシールを貼るなどの方法をとり、子ども自身が遊びの一つとして取り組む
指しゃぶりをする子ども達にもそれぞれ理由が考えられ、ただ楽しくて遊んでいるだけの子もいれば、退屈な時や眠気のサインとして出てくる子、ストレスや寂しさ、不安を感じ気持ちを落ち着かせようとしている子などもいます。
急にやめさせようと思うと、大人にとっても子どもにとってもストレスになってしまうので、少しずつ口の中に指やおしゃぶりが入っている時間を減らしていけるといいですね。