仕上げ磨きを嫌がるお子様に・・・
こんにちは🌻
大垣ひまわり歯科 保育士です。
「歯磨きを嫌がる、仕上げ磨きをさせてくれない…」とお母さん方からお悩みをお聞きすることがあります。
特に0〜3歳頃のお子様は、歯磨きの大切さを十分に理解できていない上に、なんでも自分でやりたい気持ちが芽生えてきたり、イヤイヤ期というものもあり大人が思うようには歯磨きをさせてくれないことが多いと思います。
しかし、不十分な歯磨きが習慣化して虫歯になってしまえば、もっと大変な虫歯治療をしなければいけなくなってしまいます。
そうなる前にとお母さん側は、きれいに磨いてあげないと!と力が入ったり強張った表情になってしまいがちですよね。
できるだけお子様にとって、歯磨きって楽しい!と思ってもらえることを大切にしていけたらと思います。
そこで、歯磨きを嫌がるお子様対策をいくつかご紹介させて頂きます。
◯歯磨きに関する歌やお子様が好きな歌をうたいながら磨いてみる。
◯お母さん自身も一緒に歯を磨いてみる。
◯歯磨きに関しての絵本を見てみる。(虫歯になる怖さより、歯を磨く楽しさが伝わるもの)
◯歯ブラシを一緒に買いに行き、自分のお気に入りの歯ブラシを使えるようにする。
◯10カウントをしてその間に磨き上げる。
◯手鏡を持ってもらい、自分の口の中を見てもらいながら磨く。
◯甘く感じられるおいしい歯磨き粉を使ってみる。
◯キシリトールタブレットなど歯磨き後に食べても良いおやつをご褒美として利用する。
◯仕上げ磨きには、持ち手の長い歯ブラシを利用する。(お子様の顔のすぐそばにお母さんの手がこず、圧迫感を与えない)
お子様によって効果的な策は違いますので、いろいろ試してみてくださいね。
成長に合わせて徐々に歯磨きの必要性を理解し、仕上げ磨きも落ち着いてできるようになったとお聞きすることもあります。
激しく抵抗する時は、しっかりと仕上げ磨きができない日があっても良いと思います。
お母さん自身が自分やお子様を追い詰めすぎないことも大切です。
嫌がって暴れてしまう時も力を抜いて優しく!楽しく!できたら褒める!をすることで楽しい歯磨き習慣が身についていくよう、気長に親子でがんばっていけるといいと思います。
また、家庭での歯磨きだけでは磨き残しが出てきてしまうこともあると思いますので、歯が生え始めた頃から定期的に歯医者さんに通うことで、お母さん方と歯医者さんで協力して子ども達の大事なお口の中を守っていけたらと思います。