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乳幼児期のお口の発達

乳幼児期のお口の発達

こんにちは🌻
大垣ひまわり歯科 保育士の北山です

「うちの子、まだ歯が生えてこないけど大丈夫…?」
「何でも口に入れたがります…これって大丈夫?」
こんなふうに、保護者の方からお口に関するご相談をよくいただきます。
今回は、保育士の立場から、0〜2歳のお子さんのお口の発達と“歯が生える順番”、よくある保護者の方のお悩みとその対処法をご紹介します!

①いつ頃どの歯が生えるの?〜歯の生える順番と目安〜
(文面の最後に歯が生える順番の表と図がありますので、一緒にご覧ください。)
赤ちゃんの乳歯は、生後6ヶ月頃から少しずつ生え始めます。
2歳半から3歳頃には乳歯が上下合わせて20本揃います。

「うちの子まだ生えてない…」と心配になる保護者の方も多いですが、お子さんの発育には個人差がありますので、焦らずゆっくり見守ってあげることが大切です!

②何でも口に入れたがる…これって大丈夫?
 乳歯が生える際、歯茎のムズムズを感じられるようになります。
そのため、何でも口に入れたり、ガジガジと噛んだりする行動が見られます。
これは、成長や発達のサインです!

🍀痒い時期の対処法
・歯固めを使用する
歯固めとは、噛む練習や歯ぐずりを解消する道具です。
冷たい水で冷やした歯固めを与えてあげると、歯茎のかゆみを和らげることができます。

・清潔なガーゼでマッサージする
清潔なガーゼを指に巻きつけ、優しく歯茎をマッサージすることで歯茎の不快感を軽減できます。

・お口の中を清潔に保つ
歯が生えてくる間もお口の中を清潔に保つことが大切です。
細菌の増殖を防ぎ、炎症のリスクを低減します。
また、歯の生え始めは、清潔なガーゼを使って歯と歯茎を優しく拭いて清潔に保つことが重要になってきます。

・安心させてあげる
お子さんが不快感を訴えた時は、優しく対応して安心させてあげることが大切です。
例えば、優しく声掛けてあげたり、抱きしめるなどの愛情のあるかかわりをすることで不安を和らげることができます。

・歯科医師に相談する
症状が強い、出血している、歯茎に炎症が起きているなど気になることがあればすぐ歯科医院を受診してください。

 5つの対処法をご紹介しました。それぞれのお子さんに合った対処法を見つけて、適切なサポートやケアをして痒い時期を乗り越えていきましょう。

〜よくある保護者の方の不安にお答えします〜
①歯みがきは、いつから行えばいいですか?
A.乳歯が生え始めたら歯みがきの習慣づけをしていくことが大切です!
初めのうちはガーゼや綿棒などで清拭してあげてください。
慣れてきたら乳児用の歯ブラシで1~2回ちょんちょんと歯に触れる練習から開始し歯ブラシの刺激に慣れてきたようなら、歯を見ながら1本ずつ優しくみがいてあげてください。

②フッ化物塗布が歯にいいと聞きました。いつから始めればいいですか?
A.1本でも歯が生えてきたら、フッ化物の塗布を行ってみてください。
また、うがいができない年齢でもフッ化物を塗布することは可能です。
ただし、フッ化物はむし歯予防の万能薬ではありません。
塗ったからといって安心せず歯みがきの習慣やきちんとした食生活を送ることが大切です。

③指しゃぶりをします。どうすればよいですか?
A.指しゃぶりは、3歳頃までは特に禁止する必要がないものだと言われています。
保護者の方はお子さんの生活のリズムを整え、外遊びや運動をさせてエネルギーを十分に発散させたり、手や口を使う機会を増やすようにしてあげてください。
4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続くようなら歯科医院に相談が必要になってきます。

「これって大丈夫?」という小さな心配も、歯科医院でお気軽にご相談くださいね。
歯が生える時期も、子どもの成長も、ひとりひとりちがって当然です。
お子さんのペースで、笑顔いっぱいの毎日を応援しています✨

【予防歯科・ホワイトニング】
 大垣市・垂井町スグの歯医者
 大垣 ひまわり歯科
 保育士/北山