予防歯科
prevention
予防歯科ってなに？
『予防歯科』。最近CMでもよく聞くようになったと思いますが、何をする科なのか分かりにくいですよね。
答えは、まさに『予防』。虫歯や歯周病にならないように予防する診療科です。
なぜ、治療する科ではなく、疾患を防ぐ科が出てきたのか。
それは、虫歯や歯周病は、治療しても元の状態には戻らないからです。
例えば、ケガをしても小さな傷は元通りに治りますよね？
虫歯は、違います。一度虫歯になると、基本的には元には戻りません。
感染した場所を取り除いて、人工物に置き換えることは出来ますが、再生はしません。
そんな治療を続けていくと、歯はどんどんなくなっていきます。
だからこそ、虫歯・歯周病にならないこと、『予防歯科』が大切なのです。
予防歯科の重要性
虫歯って、治療してもまたできませんか？反対にできない人は、何年もできないことがありますよね。
虫歯・歯周病は感染症です。原因を取り除かないと、再び感染してしまいます。ただ、お口の中の細菌をゼロにすることはできないため、コントロールすることが大切です。
普段治療していく中で、歯医者さんに通うというハードルを越えて治療に来てくださる患者様。頑張って治した歯を、そのままにしておくのはもったいないと思い、予防歯科を提供しています。
また、治療した歯を守るだけが予防歯科ではありません。進行させないよう、少しでも長くもつようにしていくことも予防歯科の役割のひとつです。
だからこそ、気軽に通えることも大切だと思っています。
予防歯科に欠かせない
歯科衛生士さん
予防歯科では歯科衛生士さんが重要になってきます。
大垣 ひまわり歯科では、歯科衛生士の担当制を採用しています。
患者様のお口の中を診ていると、どうしても上手く磨けない場所や癖が出てきます。そんな弱点を歯科衛生士と共有し、効率よくメンテナンスを行っていきます。また経過観察が必要な場所も、継続的に診ることによって見逃しを減らしていきます。
患者様とのコミュニケーションを大切に、楽しくメンテナンスを受けていただきたいと考えています。虫歯や歯周病を予防していくには、歯科医院のスタッフだけでは出来ません。患者様の協力が大切です。一緒に予防歯科を取り組んでいきましょう。
メンテナンスの流れ
大垣 ひまわり歯科では、患者様の虫歯、歯周病リスクに応じて1か月・3か月のメンテナンスを提供しています。
お子様のメンテナンスは、年齢やできる内容によって変えています。
- 患者様にお声かけ
- 患者様自身で気付いたことや、前回から変わりがないかをお聞きします。
- お口の中の状態をチェック
- 虫歯の有無や、歯ぐきの状態をチェックします。
- スケーリング
- 歯石を取ります。歯石は、石灰化物のため歯ブラシでは取れません。そして、どうしても付いてしまうものです。
そのままにしておくと歯周病の原因になるため、しっかり除去します。
患者様に合わせて、超音波を使った歯石取りだけでなく、手用器具を使った除去も行っております。 - PMTC
- 歯の表面を研磨します。プラークや着色も除去します。
着色の多い方は、この時間がメインになります。 - 患者様に合わせた清掃
- 患者様一人ひとりに合わせた清掃を行います。歯の本数や歯ぐきの状態に合わせて担当歯科衛生士が行います。
例えば、歯と歯の隙間が大きい方には歯間ブラシを使用したり、歯ぐきのマッサージも行っています。 - フッ素塗布
- 大垣 ひまわり歯科では、虫歯予防にフッ素が大切だと考えています。希望者には、最後にフッ素を塗布します。
- 状態の説明
- 前回と比べて、現状を説明させていただきます。汚れの状態によって、ブラッシングの方法についてもお話しします。
